知らぬが仏(Ignorance is bliss) 2024.11.26 知らぬが仏とは?「知らぬが仏(しらぬがほとけ)」 とは、何か不快な事実や嫌な真実を知らない方が、心穏やかでいられることを指すことわざです。この表現は、無知であることが必ずしも悪いことではなく、逆に幸福につながる場合があるという皮肉を込めています。「仏」は、安らかで穏やかな心を持つ存在の象徴で
対岸の火事(Fire on the opposite shore) 2024.11.26 対岸の火事とは?「対岸の火事(たいがんのかじ)」 とは、自分には直接関係のない出来事やトラブルを指す表現です。特に、それが他人にとって深刻な問題であっても、自分に影響がないために無関心でいられる状況を示します。このことわざは、川の向こう岸で火事が起こっている様子をイメージしています。火事自体
高みの見物(High-altitude sights) 2024.11.25 高みの見物とは?「高みの見物(たかみのけんぶつ)」 とは、自分には直接関係のない事柄や出来事を、安全な立場や距離を取った場所から傍観し、他人事として眺める様子を指す表現です。一般的には、当事者たちの苦労や困難を気にせず、興味本位で状況を見ている態度に対して使われることが多いです。言葉の由来
月とすっぽん(Moon and soft-shelled turtle) 2024.11.25 月とすっぽんとは?「月とすっぽん」 は、外見や本質が全く異なり、比較するのが不適切なほど差があることを意味する日本のことわざです。この表現は、形状が似ているように見える「月」と「すっぽん」を並べて用いることで、見た目の一部は共通しているものの、本質的には全く異なるという皮肉を込めています。
出る杭は打たれる(The nail that sticks out gets hammered in) 2024.11.22 出る杭は打たれるとは?「出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)」は、目立ったり、他と異なる行動を取ったりすると批判や妬みを受けることを意味することわざです。集団の中で突出する個人が周囲から抑えつけられる状況や、均一性を求める社会の風潮を表現しています。言葉の由来「杭(くい)」:地面に
猿も木から落ちる(Monkeys also fall from trees) 2024.11.22 猿も木から落ちるとは?「猿も木から落ちる」は、木登りが得意な猿でさえも木から落ちることがある、つまりどんなに熟練した人でも時には失敗することがあるという意味のことわざです。専門家やエキスパートが思いがけないミスを犯すことを表現しています。言葉の由来「猿」:猿は木登りの名人として知られてい
三人寄れば文殊の知恵(The wisdom of three is better than the wise) 2024.11.22 三人寄れば文殊の知恵とは?「三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)」は、3人が集まって知恵を出し合えば、非常に優れた解決策やアイデアが生まれるという意味のことわざです。この言葉は、複数の人が協力することで一人では思いつかないような知恵や成果を生むことを強調しています。言葉の
怪我の功名(Lucky break) 2024.11.21 怪我の功名とは?「怪我の功名(けがのこうみょう)」とは、失敗や不幸と思われた出来事が、偶然にも良い結果をもたらすことを表すことわざです。予期しないミスや不注意が、結果的には成功や利益を生むことがあるという意味で使われます。言葉の由来「怪我」:本来は「傷」や「失敗」を意味します。この場
蛙の顔に水(Water on a frog’s face) 2024.11.21 蛙の顔に水とは?「蛙の顔に水(かえるのかおにみず)」とは、何をされてもまったく動じない、平然としている様子をたとえたことわざです。どんな刺激や影響を受けても気にしない、鈍感である、または慣れてしまっている人や状況を表現する際に用いられます。言葉の由来蛙は水辺に生息し、常に顔や体が水に
頭隠して尻隠さず(Hide your head, don’t hide your butt) 2024.11.20 頭隠して尻隠さずとは?「頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)」とは、一部分だけを隠して全体が隠れたつもりになっている様子をたとえたことわざです。自分では隠したつもりでも、他の部分が露わになっていて、周囲からは全貌が見えている場合に使われます。多くの場合、欠点や間違いを隠そうとして逆