玉石混交(Mixture of stones and jewels) 2024.11.01 玉石混交とは?「玉石混交(ぎょくせきこんこう)」は、価値のあるもの(玉)と価値のないもの(石)が混ざり合っていることを意味する四字熟語です。もとは価値の高い宝石や玉(ぎょく)と、普通の石(せき)が混ざっている様子を表し、現在では、優れたものと劣ったものが区別なく一緒になっている状況を指す比喩表現
悪事千里を走る(A bad deed runs a thousand miles) 2024.10.31 悪事千里を走るとは?「悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)」は、悪い行いはすぐに人々に知れ渡り、その評判が広まりやすいという意味のことわざです。人々の関心は悪い噂や不祥事に引きつけられやすく、それがたちまち広範囲に伝わる様子を表しています。また、これは「悪いことをすれば必ず周囲に知れ渡り、悪評
良薬は口に苦し(Good medicine tastes bitter) 2024.10.31 良薬は口に苦しとは?「良薬は口に苦し」は、本当に効果のある薬は苦くて飲みにくいが、それでも健康のためには必要であるという意味のことわざです。このことから転じて、「自分のためになる忠告や教えは時に耳が痛いものであるが、成長や改善のために受け入れることが大切だ」という教訓を含んだ表現としても使われま
釈迦に説法(Lecturing to the Buddha) 2024.10.31 釈迦に説法とは?「釈迦に説法(しゃかにせっぽう)」は、よく知っている人に対して、わざわざその分野について教えたり説明したりすることは無意味であるという意味のことわざです。仏教の教えを説く偉大な存在である釈迦(お釈迦様)に向かって、さらに仏教の教えを説こうとする行為がいかに無意味か、という比喩から
焼け石に水(Water on hot stone) 2024.10.30 焼け石に水とは?「焼け石に水」は、問題解決のために行った努力や対策がごくわずかで、効果がほとんどないことを意味することわざです。熱く焼けた石に少量の水をかけてもすぐに蒸発してしまい、石の温度が下がることはないということから、この表現が生まれました。主に、解決が難しい状況での「無力感」や「徒労感」
犬も歩けば棒に当たる(Even a dog, if it walks, will bump into a pole) 2024.10.28 犬も歩けば棒に当たるとは?「犬も歩けば棒に当たる」は、何かをしようと行動すると思わぬ災難やトラブルに遭うことがあるという意味のことわざです。これは、特に日本で古くから親しまれてきた表現で、行動に伴うリスクや思いがけない出来事を示しています。意味と由来ことわざのもとになっているのは、昔の日
豚に真珠(Pearls for pigs) 2024.10.28 豚に真珠とは?「豚に真珠」とは、価値の分からない相手にどれだけ貴重なものを与えても、その価値を理解できないため無意味だという意味のことわざです。英語の「casting pearls before swine(豚に真珠を投げる)」と同様の表現で、「猫に小判」とも似た意味を持ちます。豚は真珠の価値が
矛盾(Inconsistency) 2024.09.19 矛盾とは?「矛盾(むじゅん)」という言葉は、元々中国の古典『韓非子』に由来し、物事が互いに食い違ったり、相反する状態にあることを表します。語源「矛(ほこ)」とは攻撃に使う槍の一種で、「盾(たて)」とは防御に使う道具です。『韓非子』の「矛盾」という故事では、ある商人が「どんなものでも貫くこ
コロンブスの卵(Columbus egg) 2024.09.15 コロンブスの卵とは?「コロンブスの卵」とは、誰でも思いつきそうなことでも、実際にやってみるまではその簡単さやアイデアの斬新さがわからない、という意味の表現です。要するに、簡単そうに見えることでも、それを最初に思いつき実行することには価値がある、という考えを表しています。この表現は、クリス
猫に小判(Money for cat) 2024.09.15 猫に小判とは?「猫に小判(ねこにこばん)」は、日本のことわざで、「価値のわからない者に貴重なものを与えても無意味である」という意味を持ちます。これは、猫に金の小判を与えても、その価値を理解することができないという状況を比喩的に表現したものです。詳細な意味価値の理解がない場合の無意味さ